焚き火台でキャンプの楽しさUP!失敗しない選び方やおすすめを紹介!

焚き火台の種類

キャンプの醍醐味の1つは焚き火を囲んで過ごす時間。ゆらゆらと燃える炎はいつまでも飽きずに眺めていられます。焚き火は暖かさだけでなく、美味しい料理や酒、友達や家族と楽しい時間を与えてくれます。そして、安全に焚き火を楽しむためには、適切な焚き火台が不可欠。この記事では、焚き火台の種類や選び方、使い方について詳しく解説していきます。個人的に使っているおすすめの焚き火台などを紹介。参考になれば幸いです。

目次

焚き火台の重要性

焚き火台を囲む時間は最高!
焚き火台を囲む時間は最高!

焚き火台は、キャンプでの焚き火を安全かつ快適に楽しむための重要なアイテムです。地面に直接火(直火)をおこすのではなく、焚き火台を使用することで火の取り扱いが安全になり、延焼などの火災リスクを軽減できます。また、多くのキャンプ場で禁止されていますが、地面に直接火をおこすと、土壌や草木にダメージを与えてしまいます。焚き火台を使用することでその影響を最小限に抑えることができます。

焚き火台で料理
焚き火台で料理

それに、焚き火台はアウトドアクッキングにも役立ちます。焚き火台付きグリルやダッチオーブン対応の焚き火台など、調理に特化した焚き火台を使用すれば、美味しいアウトドア料理を楽しむことができます。焼き芋や焼きマシュマロなども楽しめるので、子供たちも楽しいです。

ポイント

ほとんどのキャンプ場で直火の焚き火は禁止されています。焚き火台に付属しているプレートや焚き火台用シートを敷くなどしましょう。

焚き火台の種類

焚き火台の種類
焚き火台の種類

焚き火台は大きく分けると3種類あります。それぞれ特徴があるので自分の用途に合った物を選ぶと良いです。

浅めのタイプ

炎を楽しみたい人には浅めの焚き火台がおすすめ。炎が見やすくゆらめく炎を楽しむことができます。それと薪をいじりやすいのも良い点。ただし、風で火の粉が飛び散りやすかったりするので、子供がいる場合には注意が必要。それと、できない事はありませんが、どちらかというと料理向けでは無いです。(例)コールマンのファイヤーディスクなどが浅めの焚き火台に該当します。f

深めのタイプ

深めの焚き火台は、薪や炭を入れる部分が深いので風の影響を受けにくいです。火の粉が飛びにくかったり、炎が安定しやすいので料理をする際にも使いやすいのが特徴。風が強い場合は深型の焚き火台がおすすめ。サイズも大きく、重量があるものが多いので収納性や携帯製についてはよく無いので、車載するなどが必要になります。(例)スノーピーク焚き火台が深めの焚き火台に該当します。

コンパクトな折りたたみ式

折りたたみ式の焚き火台は荷物を少なくしたいソロキャンプなどでは特に便利なアイテム。かなりコンパクトなサイズの商品も発売されています。組み立てが簡単な折りたたみ式焚き火台は、お手入れもしやすくなり長く使えてます。(例)ピコグリル398などが折りたたみ式のコンパクト焚き火台に該当します。

その他にも

焚き火台には、焼き網やグリルなどが付属していたり、オプションとして売っている場合が多いです。焚火と調理が一緒にできるのでアウトドア料理が楽しめるのが良い点。

失敗しない選び方

ユニフレームの焚き火台
ユニフレームの焚き火台

焚き火台を選ぶ際には、以下の4つのポイントが重要です。

  1. 収納性・携帯性の確認
    キャンプ場までの移動手段や荷物の量に応じて、収納性・携帯性に優れた焚き火台を選ぶことが重要です。荷物を小さくしたい場合は折りたたみ式や軽量なものが便利ですが、使用人数や使い勝手とのバランスも考慮して選びましょう。
  2. 使い方や楽しみ方に合わせる
    料理を楽しみたいなら深めの焚き火台がおすすめ。また、商品によっては網やグリルが付属していないものもあり別途購入が必要になります。また、ダッチオーブンなどを使った料理を楽しむなら耐荷重も確認しておきましょう。焚き火そのものを楽しみたいという人は浅めの焚き火台がおすすめ。炎が見やすく、薪をくべたり触ったりするのがしやすいです。
  3. 使いやすさを考慮する
    焚き火台の幅が40cm以上あれば、購入した薪をそのまま使いやすいです。ただし、割と大きめの焚き火台なので家族やグループ向けのサイズと考えてください。
  4. お手入れのしやすさ
    使用後のお手入れが簡単な焚き火台を選ぶことで、キャンプ後の掃除やメンテナンスがスムーズに行えます。

おすすめ「焚き火台」

初心者にも使いやすい定番のおすすめ「焚き火台」を紹介します。

ファイアグリル(ユニフレーム)

我が家でも使っているのがユニフレームのファイヤグリル。ダッジオーブンをのせても問題ない耐荷重がありますが、本体も2.7kgとそこまで重たく無いのが良いです。また値段も手頃なのでファミリーユースに最適な焚き火台の1つだと思います。

焚き火台L(スノーピーク)

最も売れている焚き火台の1つがスノーピークの焚き火台だと思います。本体だけで5.5kgと正直非常に重たいのですが、その分の安定感は抜群。キャンプ料理も含めて何でもできるようなオプションも充実しています。壊れる事が想像できないぐらい末長く使える焚き火台だと思います。品質も間違いない。

ファイヤーディスク(コールマン)

足を3本広げるだけでセッティングが完了する手軽さと、実売価格の手頃さで非常に人気なのがファイヤーディスク。料理にはあまり向きませんが、浅めで炎が見えやすく「焚き火」の醍醐味が味わい易いのも良い点。焚き火シートは別売りで購入する必要があります。コンパクトにはなりませんが、1.6kgと本体が軽量なのも良いですね。幅45cmあるのでファミリーでも十分に使えるサイズです。

ピコグリル398(スイスSTC)

ピコグリル398はA4サイズに折り畳みできるコンパクト焚火台。本体450gと圧倒的な軽さで、キャンプはもちろんハイキング等にも持っていけるサイズ。ソロキャンプや2〜3人程度のキャンプにも使えるスペックになっています。

焚き火台の基本的な使い方

焚き火台の使い方
焚き火台の使い方

焚き火台の使い方は、それほど難しくはありません。ただし、火を扱うので安全には注意しましょう。

step
1
焚き火台の設置場所を選ぶ

焚き火台を設置する場所は、風の影響を受けにくく、地面が平らで安定した場所を選びましょう。また、周囲に可燃物がないことを確認し、火の取り扱いに十分注意してください。また焚き火台シートやプレートなどを地面に敷くと良いです。

step
2
焚き火台を組み立てる

焚き火台を組み立てます。折りたたみ式の場合は、パーツを広げて組み立てることができます。他のタイプの場合は、指定された手順に従って組み立てましょう。大きな焚き火台は開閉時に手を挟んだりする危険があるので、軍手をするなどして気をつけましょう。

step
3
薪の準備

木材や炭を用意し、適切な大きさに割っておきます。焚き火台に入れる前に、燃料が乾燥していることを念の為確認してください。

step
4
焚き火台への燃料の投入

焚き火台に燃料を投入します。最初に紙や薄い木片などの着火剤を入れ、その上に木材や炭を置くようにして配置します。空気がよく通るように燃料を並べることが大切です。

step
5
点火する

着火剤に火をつけて、燃料に火が移るのを確認します。火が燃料に移ったら、弱火から徐々に火力を上げていくことがおすすめです。

step
6
焚き火を楽しむ!

焚き火が安定して燃え始めたら、焚火の暖かさを楽しんだり、焼きマシュマロや焼き芋を作ったり、アウトドアクッキングを楽しむことができます。ぼーっと眺めるだけで癒されます。

焚き火が終わったら

焚き火台を使い終わったら、薪や炭を使い切るか水などで火をしっかり消しましょう。火種が完全に消えていることを確認し、焚き火台が冷めたら灰や炭を取り除いて清掃します。灰の捨て場所や扱いはキャンプ場のルールに従って下さい。

薪の種類について

薪には、針葉樹と広葉樹の2種類があります。

針葉樹は、樹液が多いためよく燃えるのが特徴で、最初の焚き付け用に最適です。また、広葉樹と比べると木の密度が低く密度が低いので、薪割りしやすいです。代表的な針葉樹には、「スギ」や香りが良い「ヒノキ」「松」など。

広葉樹は組織が密で固く火つきが悪いですが、一度燃えると火持ちがよいです。長時間燃えるので焚き火や薪ストーブなどに最適。ヤニや油分が少ないので煙やススが少なく、焚き火料理にもおすすめです。代表的な広葉樹には、「ケヤキ」「クヌギ」「カシ」「コナラ」「白樺」「ブナ」「サクラ」など。

焚き火台でキャンプをもっと魅力的に楽しもう!

焚き火でマシュマロ焼き
焚き火でマシュマロ焼き

焚き火台は、キャンプの楽しみをさらに高める魅力的なアイテム。適切な焚き火台を選び、用途に応じて活用することで、キャンプの魅力を最大限に引き出すことができます。お気に入りの焚き火台を見つけて、最高のキャンプを楽しみましょう!!

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