キャンプやアウトドアでの食事は自然の中での楽しみの一つですが、そのためにはキャンプ用の食器があると便利、そしてやっぱり雰囲気も出ます。特に、持ち運びや収納に便利なコンパクトなものやスタック可能な物はキャンパーにとっては必須アイテム。この記事では素材や形状などの特徴を解説。選び方やおすすめのキャンプ食器を紹介しています。参考になれば幸いです!
キャンプ食器を使うメリット
キャンプ食器のメリットは、まずその携帯性と収納性。限られたスペースを効率的に活用できるデザインながら、軽量で持ち運びも便利。また、スタック可能な食器は重ねて収納できるので荷物の整理がしやすいのも良い点です。さらに、コンパクトなキャンプ食器は、機能性やデザイン面も優れています。耐久性のある素材や使い勝手の良い形状、魅力的なデザインなど、アウトドアでの色んなニーズに対応できるようになっているのも特徴。
キャンプ食器の選び方のポイント
キャンプ用の食器は種類や形状、素材など色々とあるので、選ぶ際に考慮すべきポイントを記載しておきます。
キャンプ食器の種類
キャンプ食器は、機能性や素材、デザインによってさまざまな種類があります。以下に、主要なキャンプ食器の種類とその特徴を詳しく説明します。
- プレート(皿)
キャンプにおける基本的な食器で、料理を盛り付けるために使用します。ステンレス製、アルミニウム製、チタン製、プラスチック製、ホーロー製、木製など様々な素材があります。 - ボウル
スープやサラダ、ご飯などを盛り付けるのに適した食器です。プレートと同様に、さまざまな素材やデザインがあります。また、スタック可能なものや折りたたみ式のボウルもあります。 - カップやマグカップ
飲み物を飲むための食器で、蓋が付いた物もあるので簡易な水筒の代わりとしても使用できます。ステンレス製、アルミニウム製、チタン製、プラスチック製、ホーロー製、木製など様々な素材があります。 - カトラリー
食事の際に使用するフォーク、スプーン、ナイフなどの食器です。ステンレス製、アルミニウム製、チタン製、プラスチック製、木製など様々な素材があります。割り箸などでも良いですが、せっかくなのでゴミを減らすためにもカラトリーを用意すると良いですね。 - クッカー
キャンプでの調理に使用する鍋やフライパンなど調理器具や食器です。ステンレス製、アルミニウム製、チタン製、ホーロー製など様々な素材があります。また、ネスト式やスタック可能なものもあり、持ち運びや収納が容易です。
素材の違いと特徴
キャンプ食器には、ステンレス、アルミニウム、チタン、プラスチックなど、様々な素材があります。それぞれの素材には、耐久性や軽量性、熱伝導性などの特徴があります。
- ステンレス製
耐久性が高く錆びにくい。また熱伝導率が高いので食品を温めるのに適しています。ただし、熱が伝わりやすいので、本体や取っ手部分が熱くなりやすいので注意が必要。重量は比較的重めですが、長持ちするのでコストパフォーマンスに優れています。 - アルミニウム製
軽量で扱いやすい。熱伝導率が良く加熱時間が短縮できます。アルミニウムは酸やアルカリに弱いため、これらを含む食品との相性に注意が必要。 - チタン製
軽量かつ耐久性に優れている。また錆びにくく、耐熱性も高いため、長期間使用しても劣化しにくいです。熱伝導性はステンレスやアルミニウムに比べると劣りますが、軽量で丈夫なのでアウトドア商品としては非常に人気があります。ただし価格は高め。 - メラミン製
軽量で丈夫なメラミン樹脂で作られています。熱伝導性が低く、手が熱くならずに持ちやすいのが特徴です。また、洗浄が容易で、さまざまなデザインがあります。ただし、耐熱性に限界があり、火や電子レンジにかけることはできません。メラミン樹脂製は質も高くリーズナブルなのでキャンプ食器にたくさん利用されています。 - プラスチック製
軽量で衝撃に強いことが特徴です。また、熱伝導性が低いため、手が熱くならずに持ちやすいです。ただし、耐熱性には限界があり、火にかけることはできません。プラスチック製の食器には、BPAフリーのものがおすすめです。 - ホーロー製
ガラス質の釉薬を金属製品に焼き付けたもので、耐久性があり錆びにくい。また、熱伝導性が良く、熱に強いため、火にかけることもできます。デザイン性が優れていてレトロな雰囲気が魅力的。ただし、衝撃には弱くガラス部が割れやすいので注意が必要。重量が比較的あります。 - 木製
温かみのある雰囲気が魅力でキャンプサイトにピッタリ似合います。熱伝導率が低いため熱くならずに持ちやすいです。また、木製食器は環境にやさしいという点でも良いです。コンパクトでは無いです。
紙皿や紙コップじゃだめなの?
洗わなくて便利だったりする面もあるので紙皿や紙コップも使う事もありますが、メリットとデメリットも。
【メリット】
- 軽量: 紙製品は非常に軽量であり、持ち運びが容易です。
- 使い捨て: 使用後に捨てることができるため、洗い物が不要です。
【デメリット】
- 環境への影響: 使い捨ての紙製品は、環境に負担をかける可能性があります。
- 使い勝手: 紙皿や紙コップは軽くて倒れやすいので、食べ物や飲み物をこぼしやすいことがあります。風で飛ぶ事も。
個人的にはアウトドアなら出来るだけゴミは少なくして、キャンンプ食器を使った方が良い雰囲気が出るし楽しいと思います。
サイズと重さ
キャンプ食器のサイズと重さも、選び方の重要なポイントです。持ち運びやすさを重視するなら、軽量でコンパクトなものを選ぶことがおすすめです。また、家族やグループでキャンプに行く場合は、それぞれの人数に合わせたサイズやセットを選ぶことが大切です。
デザインと機能性
キャンプ食器のデザインや機能性も、選び方のポイントです。見た目に魅力的なデザインや、使い勝手の良い機能を備えた食器を選ぶことで、キャンプでの食事がより楽しくなります。例えば、取っ手がついていたり、フタが兼ねてプレートになるなど、機能性に優れた食器がおすすめです。
おすすめキャンプ食器を紹介!
トレックチタンプレート(スノーピーク)
スノーピークの非常にシンプルなチタンプレート。軽量で使い勝手も良いので非常に人気です。チタン製なので半永久的に使える耐久度も魅力的ですね。
シャロープレート(ダルトン)
ダルトンの定番メラミンプレート。S/M/Lサイズの3種類があるので、用途でサイズを選べばOK。色や見た目もキャンプによく合います。
ホウロウミキシングボウル(GSI)
クラシカルなデザインのホウロウボウル。スープやご飯を入れるなど、何かと使い勝手が良いサイズです。同じシリーズのボウルとプレートを我が家でも愛用しています。
アカシア 深皿(無印良品)
キャンプ用という訳ではないですが、無印良品から出ているアカシア製の深皿。サイズもちょうどよく自宅でもキャンプでも使い勝手が良いです。全て木製にすると嵩張りますが、何個か持って行くと雰囲気も良いのでおすすめ。雰囲気が良いのでうちは家でも使ってます。
テーブルウェアーセット(スノーピーク)
ステンレス製のテーブルウェアセット。20cm弱のプレート1個と大・中・小のボウルがセットになった1人分です。4人家族分がセットになった商品も選べます。専用のメッシュケースも付いているので、これ1つ用意すれば必要最低限が揃います。
アルミ食器セット3(ユニフレーム)
ユニフレームのアルミ製食器セット。シェラカップが2個と小型プレートが1つになっています。アルミ製なのでそのまま火にかけ、炊飯や煮炊きに使う事もできるので、ソロキャンパーなどにも人気。
カラフルボウル(アサヒ興洋)
プラスチック製の小型ボウルです。子供向けにちょうど良いサイズで値段も安いので良いです。
お気に入りのキャンプ食器を集めよう!
素材や形などキャンプ食器にも色々とあるので、少しずつ買い揃えていくと良いと思います。便利なやつ、見た目重視のやつなど、混ぜて使うのも良いと思いますので、お気に入りのキャンプ食器を集めましょう!
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