キャンプでなんか良く眠れなかった・・みたいな経験はありませんか?キャンプでの快適な睡眠は翌日の行動にも関わりますし、結構重要なポイントです。テントやキャンプマット、シュラフなども重要ですが、やはり睡眠には「枕」が重要だと思います。この記事では、キャンプ用枕の選び方やおすすめ枕などを紹介しています。素材の違いや構造の違い、お手入れ方法なども合わせて解説しています。参考になれば幸いです!
キャンプ用枕の重要性
キャンプ用枕の重要性というと大袈裟ではありますが、快適な睡眠が取れる環境を整えることで、その日や翌日なども含めてアウトドア活動全体の質を向上させる事につながるという点。キャンプでは、テントの設営からご飯の準備など日中のアクティビティによる疲労が大きいので十分な睡眠が必要です。なので、適切なキャンプ用枕を使用することで、体の疲れを和らげることができます。これにより、翌日の活動に向けてリフレッシュし、エネルギーを回復させることができます。
キャンプ用枕の選び方
キャンプやアウトドアで快適な睡眠を得るためには、自分にあった枕が必要(自宅でもそうですが)。適切な高さと硬さを持つ枕は、首や肩への負担を軽減し、リラックスできる環境を作ります。過剰になりすぎる必要はありませんが、枕1つで快適性はかなり変わります。
種類や素材の違い
キャンプ用に発売されている枕にはいくつかの種類があります。快適性や収納性は素材や構造によって異なります。また好みも個人によって違いますので、使ってみる事をおすすめします。
スポンジタイプ(フォームタイプ)
ウレタンフォームなどのスポンジのような素材を使ったキャンプ用枕。肌触りが良く体圧分散性に優れているので自宅の枕のような感触で使えるので、個人的には一番快適なキャンプ用枕だと思います。私はこのタイプが好みです。頭や首の形状に合わせてフィットします。収納性に劣ることがあります。
インフレータブルタイプ
インフレータブルタイプのキャンプ用枕は空気を注入して膨らませる枕。(手動膨張と半自動膨張の2種類あります)収納性が高く、軽量で持ち運びに最適です(半自動タイプより手動タイプの方が収納性は高い)枕内の空気の量を調整することで、高さや硬さを調節できるので個人の好みに合わせられます。難点としては、空気が漏れたり破れたりするリスクがある事。またエアの弾力感(ボヨンボヨン感)が合わない人もいます。息でエアを入れこむこともできますが、湿気によってカビの原因などになるので、簡易なエアポンプを用いるのをおすすめします。
スタッフサックタイプ
スタッフサックタイプの枕は、コンプレッションバッグやスタッフサック(袋)に衣類やタオルなどを詰め込んで使うタイプ。快適性よりも荷物をなるべく少なくしたいキャンパー向けのアイテム。
サイズ
キャンプ用に発売されている枕にも色々なサイズがあります。収納性を考えると、
適切なキャンプ用枕を選ぶ際には、サイズと重さのバランスが重要です。小さすぎると頭が安定せず、大きすぎると持ち運びが大変になります。また、軽量であることも重要で、重すぎる枕は荷物が増えるだけでなく疲れもたまりやすくなります。また、睡眠の質を向上させるために、高さや硬さを調整できる枕がおすすめです。個々の好みや寝姿勢に合わせてカスタマイズできる枕は、より快適な睡眠環境を提供します。
使い勝手と収納性
キャンプなので、やはり収納性は気になるところ。サイズを気にしないのであれば、極端な話自宅で使っているような普通の枕を持ち込むのが最も快適です。ただ、キャンプなので色々な荷物も多いので、収納性が高くて快適な枕を選ぶと良いですね。エアーで膨らませるタイプは、収納性は抜群です。かなり小さくなるので、持ち運びに困る事はありません。ウレタンなどフォーム素材を使った枕は収納性はそこまで高くないですが、ある程度ほっておくと自動で膨らむのが良いです。寝心地も自宅の枕に近いので快適性はかなり良いです。
おすすめキャンプ用枕ランキング
コンプレッシブルピロー(サーマレスト)
ウレタンマットの端材を利用して作られているキャンプ用枕。収納性はそれほど高くないですが、使い心地が良い枕です。
フォームコアピロー(シートゥーサミット)
こちらもウレタンマットの端材を利用して作られているキャンプ用枕。収納性はそれほど高くないですが、使い心地が良い枕です。デラックスタイプもあり、家庭用枕と変わらない寝心地です。
ストレッチピロー(スノーピーク)
スノーピークから出ているインフレータブルタイプのキャンプ枕。幅40cmと十分なサイズなのが良いです。高さ調整が簡易に行えるのが良い点。
エアロプレミアムピロー(シートゥーサミット)
独特な丸みのある形状が特徴のキャンプ枕。レギュラー、ラージ、デラックスの3種類があります。インフレータブルタイプで空気調整が簡単にできます。表面が気持ちの良い生地で出来ているので寝心地も良い。
ソトネノマクラ(DOD)
内部にウレタンが入っている半自動膨張キャンプ枕。横幅47cmと結構大きいのでキャンプでも快適。カバーが取り外せて丸洗いできるのも良い点です。良く考えられています。
スタッフサックピロー(サーマレスト)
名前のまんまですが、スタッフサックピロー。服やタオルなどを入れて枕代わりにできる袋です。荷物入れとして使えるので、荷物を少なくしたいユーザーにおすすめです。
キャンプ用枕のお手入れと保管方法
キャンプ用枕を清潔に保つためには、定期的な洗濯や拭き掃除が必要です。また、汚れやニオイを防ぐために、枕カバーや防水シートを使用することがおすすめです。予めカバーが付属しているものもありますし、丸洗いできるものもあります。購入の際はメンテナンスについても考慮しておきましょう。また長持ちさせるための収納方法としては、乾燥した場所で平らに保管すること。また出来れば圧縮しない方が良いです。長期間使わないまま圧縮されていると、カサが回復しない場合があるので、定期的に形状を整えるなどで、復元力を維持できます。
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