キャンプの必須アイテムの1つがアウトドアテーブル(キャンプ用テーブル)。使いやすいテーブルだと、料理や食事などをより楽しく過ごせると思います。この記事では、アウトドアテーブルの種類や特徴など選び方を紹介。また個人的に気に入っているおすすめテーブルなどもあわせて紹介しています。ご参考までに!
アウトドアテーブルの選び方
アウトドアテーブルは用途や人数に合わせたサイズ選びが重要。大人数での食事・料理がメインの場合は、大きめテーブル。ソロキャンプやトレッキングのような場合は、軽量で小型のテーブルがおすすめです。また、重いテーブルは持ち運びが大変ですが安定性が高く使いやすいです。軽量なテーブルは持ち運びに便利ですが、耐荷重が低かったり安定性が悪い場合もあります。
アウトドアテーブルの種類や特徴
細かく分けると色々な種類があると思いますが、アウトドアテーブルは「折りたたみ式」と「ロールトップ」の2種類。
折りたたみ式テーブル
折りたたみ式テーブルは、名前の通り折りたためることができ、持ち運びやすくなっています。もの凄く小さな物から割と大きな物まで色々とあります。特徴は下記のような感じです。
- 割とコンパクト: 脚が折りたためるため、収納時に天板の半分ぐらいのサイズに平たく収納できます。
- 組み立て簡単: 脚を広げて固定するだけなので非常に簡単。
- 高さ調整可能: 全部ではありませんが、一部の折りたたみ式テーブルには、脚の長さを簡単に調整できる機能が付いているので便利。
- 耐荷重は低め: 脚の構造上、耐荷重が低め。重たすぎるものを置くのは注意しましょう。
- 素材: アルミニウムが多いですが、木製など様々な素材があります。素材によって重量や耐久性、見た目が異なります。
ロールトップ(ロールアップ)式テーブル
ロールアップ式テーブルは、テーブルの天板部分がロール状に巻き取れるタイプのテーブル。脚もクロスした形状で耐荷重も高いです。
- 重さ: アルミ製は軽量、木製などはそこそこ重量があります。
- 割とコンパクト: 折りたたみ式とは収納形状が異なりますが、テーブル天板はロール状、脚部分も折りたためるのでコンパクトになります。
- 耐荷重: しっかりとした脚部構造(クロス構造)なので比較的耐荷重が高いです。
- 素材: アルミニウム、木製や竹などの素材が使われています。アルミニウム製は軽量で耐久性があり汚れにくいです。木製は見た目が良いので、キャンプの雰囲気に良く馴染みます。ただし、重たい。
他にもこんなテーブルがある
- テーブルとチェアの一体型:折りたたみ式テーブルに似ていますが、チェアも付属しているタイプ。一体なので持ち運びは簡単ですが、チェア分の重量があるので重たいです。
- 他にも、車載用テーブルなど、特殊な用途に特化したアウトドアテーブルもあります。
サイズの目安
持ち運びも考えると実際は120cmぐらいまでのテーブルが多いので、人数が多い場合は複数のテーブルを使う形になります。高さはロースタイルやお座敷スタイルなど、キャンプのスタイルによって異なります。調理用に使う場合は高さがある方が楽だと思います。
人数 | 幅 (cm) | 奥行 (cm) | 高さ (cm) |
---|---|---|---|
1人 | 40 – 60 | 30 – 40 | 30 – 40 |
2人 | 60 – 90 | 40 – 60 | 40 – 70 |
3 – 4人 | 90 – 120 | 60 – 80 | 40 – 70 |
5 – 6人 | 120 – 150 | 80 – 90 | 40 – 70 |
7人以上 | 150以上 | 90以上 | 40 – 70 |
収納性や重さ
収納性も大切なポイント。車で行くファミリーキャンプなら木製で重たいテーブルなども安定感がありおすすめです。ソロキャンプやバイクなど積載量を絞る必要がある場合は、軽量でコンパクトなお膳のような小型のテーブルなどが使い勝手が良いです。
耐久性と安定性
基本的に屋外で使用するので耐久性や安定性も重要。スチール製のテーブルは安定性や耐久性が高いですが重たいです。。木製のテーブルは見た目が良いですが、火のそばで使えなかったり、長期的な耐久性に劣る場合があります。安定性は脚の構造による面もあり、折りたたみ式は軽いのと脚が内側に折り込むタイプなので、重たいものを載せるには不向きです。クロス構造になった脚やはめ込み式の脚は安定性も高いので、重たい物を載せても安定して使いやすいです。
おすすめアウトドアテーブル
バンブーロールトップテーブル(ハイランダー)
ハイランダーの人気アウトドアテーブルが竹製の天板をくるくると巻き取って収納できる「バンブーロールトップテーブル」。90cm、120cmと利用人数によってサイズが選べるのが良いです。見た目の雰囲気も良く、使い勝手も非常に良いので我が家でも主力のテーブルになってます。おすすめ。
アイアングリルテーブル(スノーピーク)
スノーピークの代表的なアウトドアテーブルが「IGTシリーズ」。アイアングリルテーブルという名前で、その名の通り非常に耐久性の高いテーブルになっています。そして、最大の特徴は、その拡張性やカスタマイズ製の高さ。脚やテーブルトップ、連結できるマルチファンクションテーブルなど、色々なオプション製品が充実しています。良い点も多いですが、難点はとにかく重たい事と、オプションも含めて色々と揃えていくと値段が高くなるところ。ただし、そのデメリットを考えても長期的に使えるテーブルとして非常に良いと思います。
↓IGTを手頃に使いやすくしたエントリーモデルも存在しています。
IGTをよりスマートにしたIGTスリムは見た目もかなり良い感じ。自宅でも使えるようなデザインです。
ナチュラルモザイクリビングテーブル(コールマン)
広げて脚を出すだけという、圧倒的な気軽さで人気なのがナチュラルモザイクリビングテーブル。アルミ製なので非常に軽く、キャンプやBBQなど様々なシーンで活躍してくれます。デザインや雰囲気は期待できないですが、結局ファミリーでの使用率が高くなるのは、こういう手軽なやつだと思います。120cmが大きすぎ、小さすぎないので使い勝手が良いかな。
焚き火テーブル(ユニフレーム)
特殊エンボス加工されたステンレス製天板は、熱い鍋を置いたり、少々荒く扱っても傷がつきにくい仕様。ちょっとしたモノや道具を置くのに重宝するサイドテーブルのような使い方も良いです。幅70cmのラージサイズもあります。素材的に少し重たいのが難点ですが、このサイズのテーブルがあると何かと重宝します。
また、テーブルではありませんが、多用途なユニフレームのフィールドラックもおすすめです。
アウトドアテーブルを使った快適キャンプのポイント
人数が多いキャンプだとアウトドアテーブルも複数使う事が多いです。調理台用テーブル、食事用テーブルなど用途に合わせたり、レイアウトを考慮することで快適に使えると思います。
レイアウトの工夫
- テーブルとチェアの配置: テーブルとチェアの距離を適切に設定することで、食事や会話がしやすくなります。また、テーブルに座る人数に合わせて、チェアを円形に配置すると、みんなで楽しく会話ができます。なお、小さな子供がいる場合は、子供用のテーブルやチェアを用意すると、安全かつ快適に過ごすことができます。
- 焚火台との距離: 焚火台とテーブルの距離を適切に設定することで、火の粉や煙がテーブルにかからないようにしましょう。また、焚火台を使う際には、風向きを考慮してテーブルの位置を調整することが重要です。焚き火台を囲うための専用テーブルも非常に良いです。
適切なテーブルクロスやマットの使用
- 素材の選び方: テーブルクロスやマットの素材には、防水性や耐熱性があるものがおすすめです。これらの機能があると、汚れや水濡れ、熱によるダメージを防ぐことができます。
- デザインの工夫: テーブルクロスやマットのデザインを、テントやチェア、その他のキャンプ用品とコーディネートすることで、統一感のあるおしゃれなキャンプ空間を演出できます。
クッキングスペースの整理
- 道具の収納: 調理器具や食器を使いやすい位置に収納し、すぐに取り出せるようにしましょう。また、使用済みの道具は、汚れが他の食器に移らないように別の場所に置いておくことが重要です。
- 調味料の整理: 調味料は、小分けにしたものを使い切りサイズの容器に入れることで、持ち運びが容易になります。また、調味料ラックを使って整理することで、必要な調味料をすぐに見つけられるようになります。
照明の工夫
- テーブル周りの照明: テーブル周りには、適切な照明を設置しましょう。暗すぎても眩しすぎても使い辛いです。ランタンやLEDライトを使って、食事やクッキングがしやすい明るさを確保します。
- LEDストリングライトなどを使って、テーブル周りやテントに取り付けることで、落ち着いた雰囲気や可愛らしい雰囲気を作り出すことができます。
風を考慮した配置
- 風よけの活用: テーブル周りに風よけを設置することで、風の影響を軽減できます。例えばタープを上手に使って風を遮ることができます。
- 地形を利用した配置: キャンプ場の地形を活用して、風の影響を受けにくい位置にテーブルを配置しましょう。例えば、樹木や岩などの自然の風よけを利用することができます。
快適なアウトドアテーブルを見つけよう!
アウトドアテーブルは、キャンプやアウトドアでの食事やリラックスタイムを快適にする重要なアイテムです。適切なテーブルを選ぶことで、楽しく充実したアウトドアライフが実現できます。この記事で紹介した選び方やおすすめ商品、快適キャンプのポイントを参考に、ぜひ自分に合ったアウトドアテーブルを見つけてください。
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