サーモライトリアクターをレビュー!シュラフが簡単パワーアップ。

寝袋

風が冷たくなって冬の雰囲気になりつつあります。キャンプも秋の装いから、より重装備な冬の装いへと変化するタイミング。

今使っているシュラフがナンガのオーロラダウン500。下限温度が-1℃なので、この時期ぐらいから寒くなってきます。これまでは上下ダウンパンツを履き込んだりしていましたが、モコモコして寝にくいのが正直な感想。冬のテントの中とは言え、できればもうちょっと薄着にして寝たいというのが本音であります。

18℃アップだと!
18℃アップだと!

しかしながら、厳冬期にも使えるような新しいシュラフを買うと数万円は覚悟しなければなりません。そんな時に割と手頃な価格で下限温度をアップさせる事ができるインナーシュラフを購入してみました。

選んだのはシートゥーサミット「サーモライトリアクター」の一番暖かいバージョンであるフリース版です。

目次

サーモライトリアクターの種類

一番右側の「フリースライナー」ってやつ
一番右側の「フリースライナー」ってやつ

シートゥーサミット「サーモライトリアクター」には4種類のアイテムが用意されています。今回購入したフリースライナーってのは、WARMEST(最上級に暖かい)。下記のような感じで暖かさによって種類が異なっています。

サーモライトリアクターの種類

リアクター(+8℃)

リアクター コンパクトプラス(+11℃)

リアクター エクストリーム(+15℃)

リアクター フリースライナー(+18℃)

という順序でパワーアップしていきます。正直、サーモライトエクストリームとかなり迷ったんですが、暖かさを求めてフリースライナーにしました。

サーモライトリアクター(フリースライナー)をレビュー!

収納状態
収納状態
結構コンパクトだった
結構コンパクトだった

まず、収納状態。フリースライナーだから、そこそこボリュームあるかと思いましたが、そうでもなくて横幅20cm、直径15cmぐらいと想像以上にコンパクト。結構きゅうきゅうにはいってるので収納時はそこそこ綺麗に畳む必要があります。

ジッパー部分
ジッパー部分

ジッパーは左サイドにあり足元までではなく全体の1/3ぐらいまで(脇腹ぐらい)です。

ジッパーの形状

ジッパー自体は内側からでも外側からでも使える形状になってます。

サーモライトは左、ナンガのシュラフは右
サーモライトは左、ナンガのシュラフは右

ちなみに、誰かが口コミで書いてましたが、シュラフが右ジッパーだと使いにくい場合があると。実際、私のナンガのシュラフは右ジッパーなので反対側なので、サーモライトのZIPを最上部まで閉じた状態だとシュラフ側のジッパーを閉じにくい感じがあります。まぁでも無理って感じでもないので、個人的には大丈夫かなと思います。

肌触りはどう?

家の中ですが
家の中ですが

着心地といか肌触りですが、決めの細かいフリースって感じす。カサカサしている踵に少し引っかかる感じはありますが、悪くは無いと思います。

本当に暖かくなったのか?

+18℃
+18℃

で、肝心なのは「暖かくなったのか?」。つまりシュラフの下限温度があがったのかどうか。

サーモライトリアクター フリースライナーの製品仕様に書かれている+18℃。シュラフの下限温度が-1℃なので、合計すると-19℃までいけるのか?って事ですが、まぁそんな単純な足し算にはならないと思いますし、実際そこまででは無いと思いました。

計りようが無いというかどう計れば良いか分からないので、体感でしか表現できないですが、実際にかなり暖かくなったという印象はあります。特にテント内に放置してあった冷えたシュラフに体を通すより、このフリースライナーに先に体を入れるので、シュラフだけよりも最初の温度感は大分違います。

持ち手も付いてます
持ち手も付いてます

サーモライトリアクターは体を入れた瞬間から温い感じになるので、冷っこさはありません。あくまで体感ですが、下限温度を+5℃(-6℃)ぐらいにはしてくれてると思います。

下限温度+5℃(-6℃以上)の新しいシュラフを買おうと思うと諭吉が何枚か飛んでいく覚悟が必要ですが、そう考えるとコスト的にも助かりますし、家の収納スペースも取らないので良いこと尽くめかもしれません。

ちなみに、実際使用してみた日が思ったより暖かい日で、夜間でも15℃ぐらいあったので暑くて途中で脱いでしまいましたが、気軽にシュラフに暖かさを追加できるという意味では非常に良かったです。

強いて言えばサーモライトリアクターのエクストリームも試してみたいところです。

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